ケーブルレスで快適な天体ナビゲーションが可能に。新型コントローラーユニット「ワイヤレスユニット」を3月30日（水）に発売

製品

2022.03.17

総合光学機器メーカー株式会社ビクセン（本社：埼玉県所沢市、代表取締役：新妻和重）は、STAR BOOK TENコントローラー対応赤道儀にて、スマートフォンでの天体ナビゲーションが可能となる無線式赤道儀コントローラーユニット『ワイヤレスユニット（Wireless Unit）」を2022年3月30日（水）に発売します。

ワイヤレスユニットを対応赤道儀（※）に装着し、お持ちのスマートフォンまたはタブレットに無料アプリ「STAR BOOK Wireless」をインストールすることで、赤道儀の操作や天体ナビゲーションなどの機能をケーブルレスで快適に使用いただけます。（iOS版：2022年3月30日(水)、Android版：2022年4月27日(水)に提供開始）

（※）ワイヤレスユニット対応機種
SX2赤道儀、SXD2赤道儀、SXD2赤道儀PFL、SXP赤道儀、SXP赤道儀PFL、SXP2赤道儀、AXJ赤道儀(エンコーダー併用不可)、AXD赤道儀、AXD2赤道儀

また、ワイヤレスユニット発売に伴い、ワイヤレスユニットが標準付属する「SX2赤道儀WL」、「SXD2赤道儀WL」および「鏡筒・三脚とのセット品」を2022年4月27日（水）に発売します。
従来品（SX2赤道儀、SXD2赤道儀PFL）に、それぞれ標準付属していた有線式コントローラーがワイヤレスユニットになり、リニューアルしました。

【ワイヤレスユニット機能紹介】

快適な十字方向操作

アプリ画面の星図上に表示された目標やキーに、十字カーソルをスライドすることで赤道儀を操作します。画面上の指定の場所を探す必要はありませんので、天体望遠鏡を覗きながらの操作も容易です。
また、STAR BOOK TENの表示インターフェースを踏襲しており、STAR BOOK TENコントローラーの画面操作に慣れた方でも、快適に使用いただけます。

安定した赤道儀制御

スマートフォン側の充電切れや通信が不安定な状況となった場合、スマートフォンとの通信が切れた場合も、赤道儀の動作は継続されます。

高速レスポンスを実現

無線接続の最大の欠点とも言える、反応の遅延を抑えることに成功。有線接続に匹敵する素早いレスポンス（※）を実現しました。ストレスを感じさせない、快適な操作をお楽しみいただけます。

（※）実際のレスポンスは、ご使用になる通信環境に依存します。

消費電力の削減

従来のような専用コントローラーの液晶画面による電力消費がないため、赤道儀側の消費電力を最大で約20%削減。より長時間の天体観測や天体撮影に対応します。

2022年3月現在　※△は今後のアップデートで対応予定です。

■SX2赤道儀WL・鏡筒・三脚セット商品

■SXD2赤道儀WL・鏡筒・三脚セット商品