STAR BOOK TENアップデート情報

「STAR BOOK TENコントローラー」のプログラムを更新できます。

今回のアップデート内容

AXJ赤道儀に対応、天体の座標に年周光行差の補正を追加、プログラムの最適化

※STAR BOOK TENコントローラーのプログラムバージョンが既にVer4.30以降となっている場合はインストールする必要はございません。プログラムバージョンはSTAR BOOK TENコントローラーの電源を投入後に表示される“初期設定”画面で確認できます。

STAR BOOK TEN コントローラー本体

STAR BOOK TEN コントローラー本体

Ver.4.30(2017年11月27日)

  • AXJ赤道儀に対応
  • 天体の座標に年周光行差の補正を追加
  • プログラムの最適化

AXJ赤道儀に対応

対応マウントにAXJ赤道儀を追加しました。

天体の座標に年周光行差の補正を追加

天体の座標計算に年周光行差※の補正を追加しました。これにより座標の位置精度が向上しました。
※年周光行差とは
地球上から他の天体を観測していると、観測者は地球の自転や公転などで移動しているため、観測している天体が観測者の移動方向にずれて見えることがあります。これを光行差といい、特に公転によるものを年周光行差といいます。

プログラムの最適化

プログラムを総合的に見直し、最適化を行いました。

アップデート手順

作業を始める前に

弊社ホームページでご用意するアップデートファイルをパソコンにダウンロードしていただき、STAR BOOK TENとパソコンをクロスLANケーブルで1対1接続することによりバージョンアップできます。
バージョンアップの際はSTAR BOOK TENの電源としてAXD赤道儀またはSXシリーズ赤道儀を動作できるもの(ACアダプター12V・3A、ポータブル電源SG-1000SXなど)をご使用ください。
データを転送するパソコンの電源は安定したものをご使用ください。
アップデート中に電源が切れると、ごく稀にSTAR BOOK TENが再起動できなくなることがあります。
再起動できなくなった場合は販売店に修理を依頼してください(有料)。修理の際はSTAR BOOK TENの設定内容が初期化されることがありますがご了承ください。
バージョンアップにはパソコンのネットワーク設定をしなければならない場合があります。ネットワーク設定をされる前に設定内容を記録して元に戻せるようにしてください。
バージョンアップによりSTAR BOOK TENの設定内容(観測地の経度緯度、ユーザーデータなど)が初期化される場合があります。
バージョンアップをする前に、設定内容をメモするなどしてください。

必要なもの

  • STAR BOOK TENコントローラー
  • ETHERNET経由(LAN接続)によりネットワークに接続可能なパソコン
  • クロスLANケーブル
  • STAR BOOK TENコントローラーを動作させることができる電源(ACアダプター12V・3A、ポータブル電源SG-1000SXなど)
パソコンに必要な動作環境
対応OS : XP Home Edition、XP Professional、Vista、7 Home Edition、7 Professional、7 Ultimate、8、8Pro、8.1、8.1Pro、Microsoft Windows10のいずれか
Webブラウザ : 各OSにおけるマイクロソフト社推奨環境による
CPU : 各OSにおけるマイクロソフト社推奨環境による
RAM : 各OSにおけるマイクロソフト社推奨環境による
LAN : 10BASE-T/100BASE-T
お使いのOSのバージョンによっては、正しく表示されないことがございます。Windows Updateで最新の状態に更新することをお勧めします。 Microsoft、Windowsは米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。PentiumはIntel Corporationの商標また は登録商標です。 その他、本文中に記載されている社名や商品名等は、各社の登録商標または商標です。

ダウンロードと手順

あらかじめ最新のプログラムを下記ボタンをクリックしてパソコンにダウンロードしてください。

アップデートプログラム

バージョンアップにより設定内容(観測地の経度緯度、ユーザーデータなど)が初期化されることがあります。このため大切なデータが入力されている場合はメモなどに書き写してください。
パソコンとSTAR BOOK TENをクロスLANケーブルにより1対1で接続します。
※この段階ではまだパソコン、およびSTAR BOOK TENの電源は入れないでください。
※クロスLANケーブルとパソコンの接続につきましてはパソコンに付属の説明書でご確認ください。

STAR BOOK TENの電源を入れます。電源コードを繋ぐだけで電源が入ります。またパソコンの電源を入れ、使用できる状態にしてください。
プログラムのバージョンは最初に表示される“初期設定”画面にてご確認ください。

  • Windows 10の場合

    スタート画面の左下で「設定」をクリックします。「設定」画面が開きます

    「ネットワークとインターネット」をクリックします。「ネットワークとインターネット」画面が表示されます

    「イーサネット」を選択し、「関連設定」の中の「アダプターのオプションを変更する」をクリックします。「ネットワーク接続」画面が表示されます

    「イーサネット」をクリックします。「イーサネットの状態」画面が表示されます。

    「プロパティ」をクリックします。「イーサネットのプロパティ」画面が開きます。

    「この接続は次の項目を使用します(O):」の中の「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」を選択し「プロパティ」をクリックします。 「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されます。

    「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されますので、「次のIPアドレスを使う(S):」にチェックを入れて、IPアドレス、サブネットマスクを次のように設定します。

    IPアドレス : 169.254.0.2
    サブネットマスク : 255.255.0.0

    “OK”を選択して設定完了です。次の手順に進んでください。

  • Windows 8の場合

    スタート画面の背景で右クリックします。すべてのアプリをクリックします。「アプリ」画面が開きます。

    ※Windows 8.1の場合
    スタート画面左下の、丸下向き矢印をクリックします。「アプリ」画面が開きます。

    「コントロールパネル」を選択します。ネットワークとインターネットをクリックします。

    「ネットワークと共有センター」をクリックします。「基本ネットワーク情報の表示と接続のセットアップ」画面が表示されます。

    「ローカルエリア接続」をクリックすると「ローカルエリア接続の状態」画面が表示されますので、「プロパティ」をクリックします。

    「この接続は次の項目を使用します(O)」の中の「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)」を選択し、右下の「プロパティ」をクリックします。

    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されますので、“次のIPアドレスを使う(S)”にチェックを入れてIPアドレス、サブネットマスクを次のように設定します。

    IPアドレス : 169.254.1.2
    サブネットマスク : 255.255.0.0

    “OK”を選択して設定完了です。

  • Windows Vistaの場合

    「スタート」(または画面左下のWindowsマーク)をクリックします。スタートメニューが表示されます。「ネットワーク」をクリックしてメニューを表示し「プロパティ」をクリックします。

    「ネットワークと共有センター」画面が表示されますので、左側の「ネットワーク接続の管理」をクリックします。

    「ローカルエリア接続」を右クリックし、表示されたメニューの「プロパティ」をクリックします。

    ※次の画面が表示された場合は「続行 (C)」をクリックします。

    「この接続は次の項目を使用します」の中の「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)」を選択し、右下の「プロパティ」をクリックします。

    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されますので、“次のIPアドレスを使う”にチェックを入れてIPアドレス、サブネットマスクを次のように設定します。

    IPアドレス : 169.254.1.2
    サブネットマスク : 255.255.0.0

    “OK”を選択して設定完了です。

  • Windows XPの場合

    「スタート」(または画面左下のWindowsマーク)をクリックします。スタートメニューが表示されますので、この中の「コントロールパネル」をクリックします。

    「コントロールパネル」画面が表示されますので、「ネットワークとインターネット接続」をクリックします。

    「ネットワーク接続」をクリックします。

    「ローカルエリア接続」を右クリックし、表示されたメニューの「プロパティ」をクリックします。

    「この接続は次の項目を使用します」の中の「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、右下の「プロパティ」をクリックします。

    「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」画面が表示されますので、“次のIPアドレスを使う”にチェックを入れてIPアドレス、サブネットマスクを次のように設定します。

    IPアドレス : 169.254.1.2
    サブネットマスク : 255.255.0.0

    “OK”を選択して設定完了です。

パソコンおよびSTAR BOOK TENが自動的にネットワークの接続情報を取得しますのでそのまま~1分ほどお待ちください。

STAR BOOK TENの液晶画面に初期設定画面が表示されますので、“LANについて”(Ver.1.10未満の場合は“Star Book TENについて”)を確認しIP Addressを確認します。

注意 : データ通信中は絶対にSTAR BOOK TENの電源コードを抜かないでください。またLANケーブルを取り外さないでください。データ通信中に電源が切れたりLANケーブルが外れるとデータが壊れることがありSTAR BOOK TENコントローラーが再起動できなくなることがあります。

※パソコンとSTAR BOOK TENを1対1で接続していない場合、またはパソコンの設定によってはIP Addressの表示が異なることがあります。
※接続が完了していない場合、および接続されていない、または接続に失敗した場合は次のように表示されます。この場合、もうしばらく待つか、またはLANケーブルの種別に間違いがないか、LANケーブルの種別に間違いがないか、LANケーブルがしっかり接続されているかどうかをご確認ください。

接続作業中 (完了していない) : IP Address : Waiting・・・・
接続されていない (または接続に失敗) : IP Address : Disconnected

パソコンのインターネットブラウザを開き、STAR BOOK TENのIP Addressをブラウザのアドレスバー※に入力してページを表示させてください。

例 : STAR BOOK TENのIP Addressが“192.168.0.189”の場合
http://192.168.0.189

※アドレスバーがない場合はアドレスバーが表示されるようにパソコンを設定してください。詳しくはパソコンの説明書にてご確認いただくか、システムの管理者またはMicrosoft社にお問い合わせください。

ブラウザ初期画面(左図)が表示されます。「プログラム更新」をクリックします。

プログラム更新画面が表示されますので、「参照」をクリックします。

「アップロードするファイルを選択」画面が開きます。
ダウンロードした最新アップデートプログラムを選択し「開く」をクリックします。
例 : アップデートプログラムVer.1.10の場合
ファイル名 : SBTV0430.bin

「クエリ送信」をクリックします。

STAR BOOK TENのアップデートが始まります。アップデート中はSTAR BOOK TENの画面が左図のような状態になり、アップデートの経過が表示されます。

アップデートが終了するとパソコンのブラウザ画面およびSTAR BOOK TENの画面で終了通知メッセージが表示されます。表示を確認後に電源を切り、STAR BOOK TENを再起動してください。

再起動後、初期設定画面の「Star Book TENについて」に表示されるバージョンが、アップデートしたプログラムバージョンになっていることを確認します。確認後は、パソコン側のネットワーク設定を元の状態に戻し作業を終了します。

ご注意事項

これら各機能のバージョンアップはセットとなります。複数機能が含まれる場合であっても、どれかひとつのプログラムのみをインストールすることはできません。

免責事項

本ソフトウェアのご使用またはインストールにあたり生じたお客さまの損害および第三者からお客さまに対してなされる請求について、お客さまに責任のある場合ならびに弊社および販売店等に故意または重過失がない場合は、弊社および販売店等は責任を負いません。

過去のアップデート履歴

最新の更新を実施すれば、全ての事象が改善されます。

更新開始日 アップデート内容
2016年12月20日
  • Ver.4.20
    SAOメニューの追加
    Flamsteedメニューの追加
    クロック補正機能の追加
    プログラム不具合の修正
    操作性向上、プログラムの最適化
  • ユーザー座標を100個に拡張
    従来10個までユーザー登録できた天体座標数を100個まで拡張しました。
  • 子午線越え設定に「自動導入(西側)」を追加
    「架台の設定」メニューの「子午線越え」にて、従来東側のみであった子午線越え設定を西側にも設定できるようにしました。
  • メニューの選択状態を保存
    ダイアログとして表示されたメニュー情報を記憶し、次回同じダイアログを開いた際に、最後に表示された状態を再現できるようにしました。電源をOFFとした場合は初期状態に戻ります。
  • 天体情報の更新
    天体の座標情報を最新のものに更新しました。
  • プログラム不具合の修正
    コントローラーを起動時、ごく稀に「Memory Error」メッセージが表示され内部メモリが工場出荷状態となる現象を修正しました。今回のプログラムをインストールすることで改善します。お客様にはご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。
  • その他プログラムの最適化
    プログラムを総合的に見直し、最適化を行いました。
  • 視認性の向上
    カメラのリモート・コントロール時における一部視認性を向上しました。
  • プログラム不具合の修正
    カメラのミラーアップ設定値が保存されない現象を修正しました。今回のプログラムをインストールすることで改善します。お客様にはご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。
  • 人工衛星の導入・追尾精度を向上
    人工衛星軌道計算方法の見直しを行い、導入・追尾精度を向上しました。
  • “初期設定”画面における観測場所の表示仕様を変更
    電源投入後に表示される“初期設定”画面で観測場所の文字列が長くても最後尾まで文字が表示されるように変更しました。
  • 木星大赤班のパラメータを修正
    木星大赤班の経度パラメータを修正し、表示精度を向上しました。
  • プログラム不具合の修正
    以下プログラムに不具合がありましたので修正しました。該当するお客様にはご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。同プログラムをインストールすることにより改善します。
    稀に一部の恒星が非表示になる現象を修正
    PEC記録中、稀にPECカウントがリセットする現象を修正