星空TOPICS☆2026年1月 しぶんぎ座流星群とレグルス食

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2026.01.01

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
昨年は株式会社ビクセンをご愛顧賜りまして、心より感謝申し上げます。
本年もどうぞ変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

昨年より、ビクセンオフィシャルサイトのこの場にて、毎月の注目天文イベントをまとめた星空TOPICSをお届けしております!

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今月の星空TOPICS

今月の注目天文イベントはこちら!

3日 満月
4日 しぶんぎ座流星群
7日 しし座α星レグルスの食
10日 木星が衝                                  
23日 月と土星が接近
31日 月と木星が接近

満月(3日)

今月の3日の月は満月です!今月の満月はウルフムーンと呼ばれています。
17時頃に東の空で見えはじめ、その後は一晩中見ることができます。
ぜひ、今年初の満月を見上げてみてはいかがでしょうか?

しぶんぎ座流星群(4日)

今月の4日にはしぶんぎ座流星群が極大になります!しぶんぎ座流星群とは、毎年1月上旬に極大を迎える年間三大流星群のうちの一つです。

太陽の周りには、彗星や小惑星など塵を放出しながらまわる天体があります。流星は、そのような天体の軌道上にある塵が地球の大気に突入することで発生します。特に、流星群が毎年決まった時期に発生するのは、地球の軌道と流星群を生み出す天体の軌道の交わる箇所が決まっているからです。そのような流星群の元となる天体を母天体といいます。

しぶんぎ座流星群の母天体は長年明らかになっていませんでしたが、近年では2003年に発見された小惑星2003 EH1であるという説が最も有力であるとされています。

今年のしぶんぎ座流星群は4日朝6時頃の極大が予想されているため、前日の3日から4日の早朝までが最も見ごろです。
放射点はしぶんぎ座方向にありますが、実はこのしぶんぎ座は現存しない星座なのです。しぶんぎ座は「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」に由来しており、この壁面四分儀座は現在のうしかい座とりゅう座の間あたりにあります。

今年は前日3日の満月の影響で、流星が見えづらいかもしれません。月明かりを避けて、広い空を眺めると良いでしょう。

しぶんぎ座流星群に関する過去の星空TOPICSはこちら!
星空TOPICS☆2025年1月 しぶんぎ座流星群と火星の最接近

しし座α星レグルスの食(7日)

今月の7日深夜にはしし座の一等星であるレグルスの食が発生します!食とは、月によって星が一定時間隠されることです。

しし座のα星であるレグルスは、見かけの等級が1.4等の恒星です。レグルスはしし座の一等星であり、しし座を構成する星の中で最も明るい星ですが、全天に21個ある一等星の中では最も暗い一等星とされています。

そんなレグルスが、月によって隠される「レグルス食」が7日の深夜1時頃から発生します!今回のレグルス食は、九州の一部の地域と沖縄県を除く全国で見ることができ、地域によってレグルスの潜入時刻と出現時刻が異なるため注意が必要です。どの地域でも、食の開始から約1時間後に再び月の後ろから出現します。
この時の月は月齢が約17の少し欠けた月であるため、レグルスが月の後ろから出現する際は月の影から突然現れるように見えるかもしれません!

レグルスを隠す月は満月を迎えたばかりのとても明るい月であるため、肉眼でレグルスを視認することは難しいかもしれません。天体望遠鏡や双眼鏡を用いての観測がおすすめです!望遠レンズを付けたカメラで食の様子を撮影するのも面白そうです。

また、今年は3月2日にもレグルス食を見ることができます。また次回のレグルス食もお楽しみに!

レグルスに関する過去の星空TOPICSはこちら!
星空TOPICS☆2025年6月 地上から見る人工衛星としし座レグルス・火星の接近

衝を迎える木星(10日)

今月の10日には木星が衝を迎えます!衝とは、惑星が地球を挟み太陽のちょうど反対側に来るタイミングのことです。

木星は太陽系の内側から5番目の軌道をまわる惑星であり、太陽系の惑星で最も大きく重い惑星です。惑星は太陽の光を反射して輝くため、巨大惑星である木星はとても明るく、比較的観測しやすい惑星なのです。

今回の「衝」というタイミングは、地球より外側をまわる惑星の最も観測しやすいチャンスの一つです!惑星が衝の位置になる時、地球と最も距離が近くなるためとても明るく輝いて見えます。また、一晩中見ることができるため、観測場所や時間にかかわらず楽しむことができるのです。

この日の木星は見かけの等級が-2.7等のため、とても明るく見えます!肉眼でも観測可能ですが、天体望遠鏡を使って木星の縞模様やガリレオ衛星を観察してみるのも面白いです。

双眼鏡で縞模様を見ることは難しいですが、倍率の高い双眼鏡であればガリレオ衛星を観測することは可能です。8倍以上の双眼鏡で観測可能ですが、12倍以上の双眼鏡だとより見つけやすいです。また、高倍率になるほど手ブレが大きくなってしまうため、手ブレ防止機能の付いた防振双眼鏡がおすすめです!

商品名:ATERAⅡ H12×30WP(チャコール)

<メーカー希望小売価格>¥99,000(税別¥90,000)
<商品コード>11512
<JANコード>4955295115129
<製品ページ>
https://www.vixen.co.jp/product/11512_9/

商品名:ATERAⅡ H14×42WP(ブラック)

<メーカー希望小売価格>¥121,100(税別¥110,000)
<商品コード>11513
<JANコード>4955295115136
<製品ページ>
https://www.vixen.co.jp/product/11513_6/

惑星の衝に関する過去の星空TOPICSはこちら!
星空TOPICS☆2025年9月 皆既月食と衝を迎える海王星
星空TOPICS☆2025年11月 最大の満月と衝を迎える天王星

月と土星が接近(23日)

今月の23日には、月と土星が接近します!最接近するタイミングは午後6時14分で、3度39分角の位置まで近付きます(1度 = 60分角、1分角 = 60秒角)。

月齢約4の細い月が土星に接近するため、肉眼での観測も可能です。カメラで一枚の写真に収めるのも面白いです!
21時頃には地平線に沈んでしまうため、夕方ごろからの観測がおすすめです。

月と木星が接近(31日)

今月の31日には、月と木星が接近します!最接近するタイミングは午前11時33分で、3度角の位置まで近付きます(1度 = 60分角、1分角 = 60秒角)。

月齢約12の上弦を迎えた後の月が木星に接近します。木星が明るいため、肉眼での観測も可能ですが、双眼鏡を用いるとよりはっきりと木星を見ることができます。
この日の月と木星は一晩中見ることができますが、時間の経過により少しずつ月と木星の距離が開いていくため、早めの時間に見ると良いかもしれません。

ぜひ、この機会に夜空を見上げてみてくださいね!
それでは、また次回の星空TOPICSでお会いしましょう!

参考:「しぶんぎ座流星群」国立天文台(https://www.nao.ac.jp/astro/basic/quadrantid.html
   「木星の衛星の見え方(ガリレオ衛星)」名古屋市科学館(https://www.ncsm.city.nagoya.jp/astro/jupiter/
   「レグルス食(2026年1月)」国立天文台 (https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/01-topics04.html

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