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2025.10.01
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今月の注目天文イベント1つ目は「中秋の名月」です!中秋の名月とは、旧暦の8月15日の月のことで、今年は10月6日の月が中秋の名月です。
中秋の名月は、十五夜の月のことを指します。十五夜とは、旧暦の毎月15日の夜のことです。旧暦では7月から9月を秋と定めており、その真ん中である8月の十五夜の月が中秋の名月とされています。澄んだ空にとても綺麗な月が昇ることから、古くから十五夜にはお月見が楽しまれてきました。
旧暦である太陽太陰暦は、月の満ち欠けをもとに一か月を定めているため、毎月15日は満月となることが多いです。しかし、月の公転軌道が楕円型であることから、満月の月齢自体も変化するため、必ずしも満月になるとは限らず、今年の中秋の名月も満月ではないのです。
旧暦については、星空TOPICS☆2025年8月もあわせてご覧ください!
今年の中秋の名月は満月の前日ですが、とても綺麗な月が見られることに変わりはありません。6日の月は17時頃に東から昇りはじめ、23時頃に南中します。また、月の近くには土星も昇っています。月明かりで観察が難しいかもしれませんが、月と一緒に観察してみてください。月や土星は一晩中空に昇っているため、肉眼で見ることはもちろん、双眼鏡や天体望遠鏡を準備して観察するのもおすすめです。
ぜひ、澄んだ空に輝く中秋の名月をお楽しみください!
今月の注目天文イベント2つ目は「オリオン座流星群」です!オリオン座流星群とは、毎年10月中旬から下旬にオリオン座付近を放射点として見ごろとなる流星群のことです。今年の極大は21日の21時頃とされています。
オリオン座流星群は多くの流星が流れるわけではないため、毎年注目される流星群ではありません。しかし、名前に付く「オリオン座」がよく知られていることや、母天体が有名なハレー彗星であることから、話題となることもあります。母天体のハレー彗星は、その公転軌道と地球の公転軌道が二か所で交差しており、毎年5月にみずがめ座η(エータ)流星群、10月にオリオン座流星群を見ることができます。
流星群の母天体とみずがめ座η流星群について、詳しくは星空TOPICS☆2025年5月をご覧ください!
今回の流星群はオリオン座付近を放射点としており、極大は21日の21時頃です。流星数は少ないものの、極大日の21日の月は新月であるため、とても良い条件で流星を見ることができそうです。放射点が空に昇るのは22時頃のため、21日の22時から22日の明け方にかけての観測をおすすめします。
放射点が空に昇るころには、冬の星座が東の空いっぱいに広がります。冬の星空には有名な星座や明るい星が多くあります。また、この時期は近くに明るい木星も輝いており、とても見ごたえのある空になりそうです。
ぜひ、一足早い冬の星空とオリオン座流星群のコラボレーションをお楽しみください!
それでは、また来月の星空TOPICSでお会いしましょう!
参考:「中秋の名月(2025年10月)」国立天文台(https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/10-topics01.html)
「暦Wiki 中秋の名月」国立天文台(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF.html)
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