ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
特設ページ
2025.05.23
千葉県君津市出身・富津市在住。
小学生の時、アニメ宇宙戦艦ヤマトを見てから宇宙に興味を持ち、現在に至る。
君津天文同好会代表(1980年に地元の友人らと結成)
八重山星の会 関東メンバー(石垣市内での活動も多岐にわたる。)
南大東村ビジターセンター機能強化整備事業検討委員会の委員として活動中。
現在、地元・富津市/沖縄県石垣市/沖縄県島尻郡南大東村を行ったり来たりの3拠点活動を行いながら様々な分野で活動中。
SDE72SS鏡筒は、『手軽に使える本格的な天体望遠鏡』というコンセプトのもと開発されました。天体観測を始めたばかりの初心者の方から、高度な天体撮影に取り組むベテランの天体写真家の方まで、幅広い層に満足できる細部に至るまでこだわり抜いた設計となっています。
従来のVixen鏡筒とは一線を画す斬新な外観も魅力の一つであり、眼視観望はもちろんのこと、別売のレデューサーキットを併用することで、APS-Cサイズのセンサーに対応した撮影まで、多様な天体観測のシーンでその性能を発揮します。
実にコンパクトで伸縮式のフードは、持ち運びが便利。車移動の場合、付属のアルミケースのままでの運搬でも、ホームセンターで販売している簡素なコンテナーBOXでもOKで、航空機移動の多い私的には、スーツケース(Mサイズ)にAP赤道儀・三脚と共にオプションパーツを含めてひとつになるのはとてもありがたいです。
鏡筒バンドも従来のビクセン製天体望遠鏡と同様な形でアリガタアリミゾ仕様なのが嬉しい。
接眼部もしっかりしている上にデュアルスピードフォーカサーなので、観望にも撮影にも便利でピント合わせが楽です。
私の場合、デジタル一眼カメラでの撮影が中心で、自身でピント合わせを手動で行いますが、扱いやすさと精度の良さが安心できる材料のひとつです。
組立もAP赤道儀設置からSDE72SSを搭載し、カメラ取付までがシンプルかつ短時間で作業完了でき、とても「楽」ですね。
月や惑星など、拡大しての観望でも色収差が少なく、良く見えます。
また、星雲や星団の観望などでもストレスなく、星空散歩を楽しめます。
SDE72SS鏡筒でのコリメート撮影例
SLV15mm / iPhone15
注:ビクセン製アイピース使用による感想です。
レデューサー(別売)を使用することで、F4.8と明るく、露出時間も短く済み、初心者でも有名な明るい天体の撮影で強い味方になるでしょう。
特にM31アンドロメダ銀河やM42オリオン大星雲、M8・M20/M16・M17などの散光星雲やM45プレアデス散開星団やM44などの散開星団など、様々な天体の撮影が楽しめます。
M31(アンドロメダ銀河)
光学系:SDE72SS鏡筒+SDEレデューサー
カメラ:EOS 50D(非改造)
露出時間:20分(30秒×40枚)
SDEレデューサー 製品ページ
AP赤道儀との組み合わせは、スーツケース(Mサイズ)にも収容でき、飛行機移動による離島撮影も可能になります。
私の場合、沖縄県内の仕事で離島へ行く事が多くありますが、スーツケース(Mサイズ)に「SDE72SS鏡筒」+「AP赤道儀(AP-WL)」+「APP-TL130三脚」+「必要なパーツ類(ファインダーなど)」がひとつに収納でき、機内預けも可能なので、とても便利に使わせていただいています。
日頃の撮影機材にSDE72SSが加わったことで、撮影の幅が広がりました。
M42(オリオン大星雲)
光学系:SDE72SS鏡筒+SDEレデューサー
カメラ:EOS Kiss X9 HKIR
露出時間:216分(3分×72枚)
1. AP-WL赤道儀
この赤道儀は、非常にコンパクトでありながら高い性能を誇ります。特筆すべきはその極軸望遠鏡の精度であり、高感度短時間多枚数撮影による手法であれば、オートガイダーが不要となるほどの高い追尾精度を実現します。また、モバイルバッテリー(5V)での駆動に対応しているため、電源の確保に煩わされることなく、手軽に運用できる点も魅力です。
2. CMOSカメラ VA225C
VA225Cは専用のソフトウェアですが、その操作は非常にシンプルであり、何よりも日本語で表示されるため、直感的に扱うことができます。
私自身、離島での撮影が多い関係で、ノートPCはもちろんのこと、タブレットPCを主な機材として活用しているのですが、VA225CはタブレットPCでも快適に動作するため、大変重宝しています。
総じて、このコンパクトかつ高性能な鏡筒とシステムを組み合わせることで、これから天体観測を始める方や、これまで多様な機材を上手く使いこなせずに悩んでいた方には、ぜひ導入していただきたいと強く感じます(AP-WL赤道儀との組み合わせも推奨します)。
私自身、初心者や入門者の方が最初に選ぶ機材として、この鏡筒は『間違いなし!』と断言できるほどに推奨できます。
もし、初心者や入門者の方でこの鏡筒をご購入された方、あるいは購入を検討されており、私の撮影エリアまでお越しいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご一緒しましょう!
NPO法人 八重山星の会
南大東村役場
ピットイン新城
ホテルよしざと
千葉県立内浦山県民の森管理事務所
一般財団法人 千葉県観光公社
君津天文同好会
石垣島天文同好会
富津市志駒(峰上10区)の皆様 他