SDGs取組み「埼玉県こども動物自然公園」

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2022.08.25

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サステナビリティへの取り組み

株式会社ビクセンは、本社を置く埼玉県と協力して、「生物の多様性」や「生態系の保全」などについて学ぶイベント「いきもの探検隊」を開催しました。 ビクセンでは「ミッション(会社の存在意義)」を「自然科学応援企業であること」と定めています。天体望遠鏡、双眼鏡、ルーペ、顕微鏡などの光学機器で見つめる先にある自然を探求するお手伝いをしたいと考えています。 今回のイベントでは、参加した子どもたちにビクセンのルーペやポケットマイクロスコープなどを貸出し、昆虫や生き物をじっくりと観察していただきました。 生き物による細かな違いを観察することで、地球には多種多様な生き物がいること、そしてそれぞれの生き物が私たちと一緒に地球で生きていることにあらためて気づくきっかけになったのではないかと思います。 当日のレポートをご紹介します。

SDGS

「いきもの探検隊」とは 毎夏、埼玉県こども動物自然公園で行われる「なつやすみ宿題おたすけ隊」のひとつ。 園内の昆虫や小さな生き物を捕まえて、種の同定や、観察を行う。

8月7日(日)

曇り空から徐々に晴れ間が出てきて、夏らしい朝を迎えた埼玉県こども動物自然公園。
イベント集合場所のあずまやに、多くの参加者が集まってきました。

あずまや

埼玉県こども動物自然公園が開催する、なつやすみ宿題おたすけ隊のひとつ、「いきもの探検隊」が始まります。

まずは動物園の職員さんたちの挨拶と「いきもの探検隊」で昆虫採集を行うときの注意などを説明。
真剣な眼差しで聞いている子どもたちや、早く広場で昆虫採集をしたいとソワソワしている子どもたち…。
開校式が終了し、いよいよ広場へ出発です。

親子

草の生い茂る広場には、よくみるとバッタやトンボなどの昆虫がいっぱい。 子どもたちは草むらの中をじっくり覗き込むように昆虫を探します。

親子2

いつの間にか保護者のみなさままで昆虫採集に夢中になっています。

バッタ

虫かご

自分たちが採集した昆虫の名前を調べるため、次々とテントに子どもたちがやってきます。

昆虫図鑑

図鑑と採集した昆虫を照らし合わせたり、ルーペを使って細部を観察します。

職員と子供

昆虫博士の職員さんが子どもたちに見分け方のポイントや雄雌の違い、成長過程などを説明してくれます。

ルーペ

ルーペ2

昆虫の名前がわかったら、ホワイトボードに書き込んでいきます。次々と昆虫の名前が増えていきます。

ホワイトボード

あっという間の1時間が経過し、このひろばだけでも多くの種が見つかりました。
バッタ・トンボ・蝶・蜂など18種、ヘビやトカゲを採集した子どもたちも。

ホワイトボード2

バッタ2

昆虫は餌となる植物や虫がいる場所に生息します。
一見同じような草むらでも、家の近所の草むらと、この埼玉県こども動物自然公園の草むらは別の草むらです。
いきもの探検隊の一員になった子どもたちは、隊長の職員さんと、これからも採集した昆虫を元いた場所に戻すことを約束しました。

子供たち集合

自然の生き物の多様性を学んだ子どもたちは、好奇心の芽生えたキラキラした瞳で野原に放たれた昆虫を見送りました。



ビクセンは、今後も埼玉県と協力して、SDGsをテーマにしたイベントを開催していく予定です。

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