Vixen の科学情報誌 So-TEN-Ken(ソウテンケン) WEB版

地球の歴史を感じてみる
いろんな石を見てみよう!

川や海へ行くと、なんとなく拾いたくなる石ってありませんか?
今回はそんな水辺の石コロから鉱物まで、とにかくいろいろな“石”を観察してみました。
見れば見るほど、引き込まれていくような不思議な世界の扉へ、ようこそ。

画像:スコリア

<スコリア>
火山の噴火で飛び散ったマグマが空中で急激に冷やされ、中に入っていたガスが一気に抜けて穴だらけになった火成岩。画像のような赤以外に、黒いものもあります。

上から照明をあてるタイプの顕微鏡がオススメ

画像:路傍の石

観察するのは、水辺や路上で目についた石でも良いですし、市販されている観察用の鉱物セットなどもオススメ。家族に協力してもらって、普段から変わった石を探しておくのも良いですね。
表面がツルツルしているものは顕微鏡の照明を反射してしまい、かといって凸凹し過ぎていても見づらいので、ほどほどに平らな面を観察しましょう。ステージの下から光をあてる透過光の顕微鏡の場合、石を薄く切って切片を作る必要があります。ページ下の顕微鏡のように上から照明をあてる落射照明タイプであれば、程よい大きさの石をそのままステージに乗せて観察できます。
岩石や鉱物は長いもので数百、数千万年という年月を経てできあがり、深い歴史を持っています。これらを顕微鏡で見つめていると、小さな組成物の集まりが奥深い無限の宇宙のように見えてきて、美しさと不思議さを味わえる...はず。

水辺へは子供だけでなく、必ず大人の人と一緒に行きましょう。

いろいろな石を見てみよう!

画像:ラピスラズリ

ラピスラズリ

ラピスラズリ

石灰岩がマグマの高温と圧力にさらされて変質した変成岩。大部分を占める青い部分はラズライト、白い筋は方解石、なんとなくツブツブと見える部分はパイライトです。

画像:花崗岩

花崗岩[かこうがん]

花崗岩[かこうがん]

マグマが地下深くでゆっくりと冷えてできた火成岩。ひとつひとつの結晶が大きい。透明っぽい石英、白〜ピンク色の長石、黒く点々とした黒雲母が含まれています。

画像:砂岩

砂岩[さがん]

砂岩[さがん]

砂粒が固まってできた代表的な堆積岩で、砂粒が固まっている様子がよくわかります。石英でできているものが多いですが、これは赤いのでヘマタイト(鉄)が含まれているようです。

画像:ターコイズ

ターコイズ

ターコイズ

青〜緑色の鉱物。純度の高い物は青く、不純物に鉄を多く含むとこのように緑色に。黒い部分は結晶化した時の母岩(※1)が残ったもので、マトリックスと呼ばれます。

※1...鉱石などができあがる(結晶化する)とき、その周囲を取り囲んでいる岩石。ターコイズは岩石の割れ目や空洞に沈殿してできるので、その岩石を指す。

画像:トルマリン

トルマリン

トルマリン

柱状の結晶を作る鉱物で、含まれる元素によって色が違います。これはほぼ黒なので、鉄が含まれているようです。ほかに茶色や黄色(マグネシウム)、ピンクや赤(マンガン)などがあります。

画像:パイライト

パイライト

パイライト

金と間違われるほどの光沢がある鉱物。鉄と硫黄でできており、オブジェのように整った多面体の結晶も見つかります。pyrite[パイライト]のpyrは“火”を意味し、火打石としても使えます。

おすすめ

画像:デジタル顕微鏡S1000

デジタル顕微鏡S1000

●4インチの液晶スクリーンで観察
●倍率は50〜1,000倍
●観察画像はmicroSDカードに保存ができます

  • 総合倍率 : 50〜1,000倍
  • 液晶スクリーン : 4inch、IPSパネル
  • カードスロット : microSD
  • 電源 : 内蔵バッテリー1,200mA(充電式)
  • 重さ : 446g

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