ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
小動物の愛らしい姿やしぐさは、なんとなく気分をほぐしてくれますよね。
そんな“癒し”効果を求めて、身近なところでバードウォッチングにトライ!
今回は冬に日本へやってくる渡り鳥を探して、水辺へでかけてみました。
秋になるとユーラシア大陸など遠くから日本へやってきて冬を過ごし、春になると大陸へ戻っていく冬鳥。その中でも、水辺で暮らす種類を探してみました。まずは近くの海や川、田んぼや沼に、双眼鏡を持って行ってみましょう。大きな公園の池などでも何かしら見つかるはずです。
※同じ種類の野鳥でも、北海道では1年中暮らしていたり、春と秋だけやってくる場合もあります。
オスは白と黒の体に黄色くて丸い目が特徴。どこか愛嬌のある憎めない顔つきです。たまに後頭部の羽が寝癖のように立っている鳥がいたりして。キンクロハジロは潜水が得意で、逆立ちしては水底に向かって潜っていく様子をよく見かけます。潜ってえさになる貝類や小エビなどをつかまえているのです。飛び立つ時に水面で助走する様子も豪快。
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あだ名は「パンダガモ」。この画像はオスで、メスの場合は頭が茶色ですが、目の周りはやはり黒くなっています。でもパンダ顔なのは、冬の繁殖期だけ。池や川の河口で生活していますが、用心深い性格なので、遠く離れたところから双眼鏡で探すようにしましょう。大きな公園の池でも見つかることがあります。
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派手な方がオス、向こう側のモノトーン風がメス。オスも夏は地味な色合いに変わります。水鳥ですが木の実を主食とするなど、木の上で過ごすことも多いので、水辺の岸近くに木が生えている場所を探してみましょう。冬は繁殖の季節なので、この派手な装いを最大限に利用して、メスに猛アピールするオスに出会えるカモ?
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黄〜オレンジ色のくちばしにつやつやグリーンの頭、白い襟の下は茶褐色。マガモもオスだけが派手で、メスは地味な茶色ですが、夏はオスも地味色に。たくさん日本にやってくる上、あまり人間に警戒しないので、あちこちで見られます。夜に活動するので、日中はのんびりと休んでいることが多いです。
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コハクチョウとよく似ていますが、体の大きさとくちばしの黒い部分の模様が少し違います。ハクチョウは体が大きいので、羽ばたく姿が雄大です。水中に長い首をつっこんでエサを探す姿も、水面で逆立ちしているみたいでちょっとカワイイ。意外と田んぼなどで見かけることもあります。
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