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12月12〜14日はふたご座流星群
月が明るくても、きっと見える!?テク

図:ふたご座流星群の火球

<ふたご座流星群の火球>
明るい星は木星、上方にプレアデス星団。撮影 : ©井川俊彦(2023.12.14)

三大流星群の1つ、「ふたご座流星群」は活動期間中の流星出現数No.1! 今年の極大(※1)は12月14日10:00頃ですが、放射点(※2)であるふたご座の高度が最も高くなる夜中1:30前後が狙い目。

オススメ1

12月13日夜〜14日夜明け前

オススメ2

12月12日夜〜13日夜明け前

ただし満月直前なので、月が視界に入らない方向を眺めるようにしましょう。月が建物などで隠れる位置で見るのも良いですね。流れ星をたくさん見るコツは“目を夜空の暗さに慣らす”こと。すると流れ星のようなどこに現れるかわからない淡い光に気づきやすくなります。そのために、

テク1

月や街灯のような明るい光を視界に入れない

テク2

数十分以上は暗い夜空を眺め続ける

ふたご座流星群は“火球”と呼ばれるとびきり明るい流れ星が多い流星群。月をうまく避けることができれば、意外とたくさんの流れ星に出会えるかも...。

※1...流れ星が最もたくさん出現するとき。
※2...地球から見ると流星群の出発点となる位置。