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条件最良の“ふたご”に期待!!
12月14日夜〜16日夜明け前に流星群

画像:木星

<オリオン座と おうし座の間に出現した、ふたご座流星群の火球> 撮影:©井川俊彦(2022.12.15)

三大流星群の1つ、ふたご座流星群が、今年は新月の直後で月明かりに邪魔されずに見られます。最近では火球と呼ばれる、とびきり明るい流星の出現数も増えていて活動期間中の出現数ではNo.1と言われています。今年の極大(※1)は12月15日の午前4:00頃(日本時間)。ふたご座流星群はふたご座に放射点(輻射点)(※2)がありますが、四方八方に流れるのでどの方角を眺めてもOK。むしろ人工灯が少なく、できるだけ暗い方角を見ることが大切です。もう1つ、こだわりたいのはふたご座の高度。放射点ができるだけ高い方が流れ星がたくさん見られるので、ふたご座が最も高い深夜1:30〜2:00を狙おう!

オススメ

① 12月14日夜〜15日夜明け前
② 13日夜〜14日夜明け前
③ 15日夜〜16日夜明け前

※1...流れ星が最もたくさん流れるとき。
※2...地球から見ると流星群の出発点となる位置。