ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー

天体望遠鏡の基本を学ぼう!

まだ天体望遠鏡を触ったことのない人でもわかる!
天体望遠鏡の基本と選び方を、超ビギナー目線で説明します。

8時間め » スマホで月を撮影

天体望遠鏡本体の仕組みについては、7時間めまでで一通り理解できたと思います。
8時間めは天体望遠鏡を使って撮影に挑戦してみましょう。
最初は機材が少なくて気軽にできるスマートフォンでの撮影から。
これは天体望遠鏡とカメラ付きスマートフォンさえあれば可能です。
要は天体望遠鏡の接眼レンズにスマートフォンのカメラレンズをあてるだけ

まずは接眼レンズの中心とスマホのレンズの中心がぴったり一致するように練習をしましょう。
最初はこれがなかなか合わなくて、液晶画面のほとんどが黒くなってしまうかもしれませんが、慣れてくるとすぐに合わせられるようになり、接眼レンズの円がきれいに映るようになります。
このとき、スマホは接眼レンズに密着させた方が良いのですが、力を入れすぎて天体望遠鏡が揺れてしまうと画像もブレてしまいます。
優しくスマホを添えるぐらいの力加減で持ちましょう。
スマホを持つ人、シャッターを押す人と2人で分担するのもいいですし、下で紹介しているようなアダプターを利用するのも1つの方法です。

月のスマホ撮影で難しいのは、露出の加減かもしれません。
真っ暗な夜空に対して月はかなり明るく、特に満月に近くなると白く飛んでしまって(露出オーバー)イマイチな写真に。
こんなときはカメラ機能のAE ⁄ AFロックを使います。
月の明るい部分でAE ⁄ AFロックをさせて、それからシャッターを切ると月面のクレーターもくっきりと写り「おおーっ!」と感動的な画像が撮れるでしょう。
シャッターボタンを押すときも、スマホや天体望遠鏡が揺れないように、そっと触れましょう
またはタイマー使って、スマホから指を離してからシャッターが切れるようにするのも良いですね。

<スカイツリーと月>
撮影 : ©榎本司 (一眼タイプのカメラを使用)

月の撮影に慣れてきたら、“○○と月”の撮影にチャレンジしてみると楽しさも広がります。
例えばタワーのような建築物と月を一緒に撮るとき、自分のいる場所とタワーとの距離が十分に離れていると、建物の大きさに対して月が妙に大きく写り、迫力のある絵になります。
また何度も月の撮影にチャレンジしていると、月の前を鳥や飛行機が通過する場面に遭遇することも。
これこそシャッターチャンス!
うまく撮れたらSNSで大いに自慢してください。

スマートフォン用カメラアダプター
対応サイズ
幅58~110mm、高さ108~200mm、厚さ15mm以下

まずスマートフォンをこちらのアダプターに固定させ、次に天体望遠鏡の接眼レンズ(接眼部)にはめることで、カメラレンズと接眼レンズの中心が合った状態をキープできます。
※ 写真右側はポルタII A80Mfにセッティングしたイメージです。

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