Origin Intelligent Home Observatory

特設ページ

2024.02.17

Origin Intelligent Home Observatory

StarSenseテクノロジーによる、わずか2ステップの簡単セットアップ。
これ1台で、手軽に天体画像の撮影・シェアが可能に。

【「天体画像撮影専用」RASA光学系】

Origin Intelligent Home Observatoryのメイン鏡筒は、「152mm RASA(Rowe-Ackermann Schmidt Astrograph)光学系」が採用されています。
この光学系は、セレストロン社伝統のシュミットカセグレン光学系製造技術によって生まれた『天体画像撮影専用光学系用』です。
F2.2と明るい光学設計のため、淡い星雲や星団・銀河の姿を素早く、かつ美しく捉えます。
また、補正板には結露を防ぐ全自動のヒーターも装備しています。

Origin Intelligent Home Observatory

【AIを活用し、天体を撮影】

CMOS センサー※1を使用して、鏡筒が映し出した像を撮影します。
通常の「コンピュータ内蔵自動導入経緯台※2し」は、長時間の撮影をおこなうと経緯台の特性上、視野が回転してしまいます。Origin Intelligent Home ObservatoryではAIアルゴリズムを活用し、15秒程の露出時間の画像を何枚も重ねることで、長時間撮影したような色と細部まで美しい天体画像に仕上げます。
オートフォーカスにより、画像のピントは自動で調整されます。(マニュアル調整可)
撮影した画像は、スマートフォンやタブレットに表示されるだけでなく、RAW画像としてUSBメモリに保存可能です。

※1 ソニー製IMX178 カラー裏面照射型CMOSセンサーを使用。
※2 コンピュータ内臓自動導入経緯台:
見たい天体を自動で導入することができる経緯台。
天の北極を中心として星の動きに合わせる「赤道儀」とは異なり、カメラ三脚のように上下方向と水平方向に望遠鏡を動かす。

Origin Intelligent Home Observatory

【StarSenseテクノロジーによる自動セットアップ】

自動導入天体望遠鏡では、鏡筒が現在どの方向を向いているかの位置情報を設定する作業(アライメント)が必要です。
Origin Intelligent Home Observatoryは、自動で星空を撮影し、基準となる星を認識する「StarSenseテクノロジー」を搭載しているため、「電源を入れる」、「スマートフォンやタブレットとWiFi接続する」の簡単2ステップでセットアップおよびアライメントが完了。
アライメント完了後、専用アプリから見たい天体を選択すると鏡筒が自動で選択した天体に向き、撮影を開始します。
望遠鏡を屋外に設置し、室内からスマートフォンを操作して撮影ができるので、寒い夜間の撮影に便利です。さらに、撮影時間の予約もできるので外出中や就寝中にも自動で撮影が可能です。

Origin Intelligent Home Observatory

【使いやすく美しい専用アプリ】

Origin Intelligent Home Observatory専用アプリは、プラネタリウムアプリ「SkySafari™」 で世界的に有名な Simulation Curriculum との共同開発。
美しい星図と豊富な天文情報はOrigin Intelligent Home Observatoryの操作はもちろん、眺めているだけでも楽しいアプリケーションです。

Origin Intelligent Home Observatory

【オプションパーツ(別売)でさらに快適な天体画像撮影を】

お好みで市販フィルター(光害カットフィルターなど)を取付けできるように、フィルター差込み口を装備しています。
また、将来的にはウェッジよを使用したフォーク式赤道儀への対応や、StarSense Autoguiderにも対応予定のため、長時間撮影も可能に。
さらに美しい天体撮影を簡単に行うことができます。

※ウェッジ:自動導入経緯台の三脚とフォークマウントの間に取り付けることで、天の北極に合わせてマウントを傾斜させ、天体を追尾する「赤道儀」としての使用を可能とするオプションパーツ。

Origin Intelligent Home Observatory

フィルター差込み口

Origin Intelligent Home Observatory

ウェッジNexStar Evolution/SE用

商品名:Origin Intelligent Home Observatory
<発売日>2024年 夏頃発売予定
<メーカー希望小売価格>オープン価格

仕様

鏡筒部

■光学系

光学系
Rowe-Ackermann Schmidt Astrograph(RASA)
口径
152mm
焦点距離
335mm(F/2.2)
コーティング
StarBright XLTコーティング
フィルター取付け
1.25インチ(M28.5mm×P0.6)
2インチ(M48mm×P0.75)
(フィルター厚み8mmまで取付け可)

■イメージセンサー

CMOSセンサー
Sony IMX178LQJ、カラー、裏面照射型
センサーサイズ
対角8.92mm
ピクセルサイズ
2.4μm x 2.4μm
有効画素数
6.44M (3096 x 2080)
視野
1.27° x 0.85°

■搭載電子機器

コンピュータ
Raspberry Pi 4 Model B
架台
コンピュータ制御自動導入経緯台
結露防止
全自動ヒーター、取外し可能フード
フォーカスモーター
オートフォーカス、マニュアル調整可
冷却ファン
光学系用1基、電子機器用1基
LEDステータスリング
状態が「一目でわかる」表示

■ポート

USB-A
外部処理用のRAW画像ファイル用2個、
モバイル充電専用に架台に1個
イーサネット
鏡筒に1個
AUXポート
鏡筒に2個、架台に4個

■POWER

バッテリー
内蔵LiFePO4、97.9Wh、6時間以上使用可能
電源入力
内蔵バッテリーの充電または外部AC電源用の12V DC
アダプター

■ユーザーインターフェース

セレストロンOriginアプリ
互換性のあるiOSまたはAndroidスマートフォン
およびタブレットで動作
動作環境
iOS 16以上、Android 12以上

■寸法

鏡筒
609.6mm×177.8mm
架台
457.2mm×304.8mm×254mm
三脚
330.2mm×304.8mm×812.8mm
組立サイズ
609.6mm L×660.4mm W×1219.2mm H

■重量

鏡筒
4.81kg
架台
7.71kg
三脚
6.35kg
総重量
18.87kg

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