Seestarの機能を最大限に引き出し、
ワンランク上の天体撮影を体験してみませんか?

Seestarは手軽に天体撮影を楽しめるのが魅力ですが、少し工夫するだけで、さらに高品質な写真を目指せます。
赤道儀モードを活用して、いつもより高精細な撮影にチャレンジしてみませんか?

赤道儀モードの利点
1. 写真全体を美しく

赤道儀モードでは、より高精細な写真を撮影できるようになります。

経緯台モードでは、写真をスタックする際、それぞれの写真を最初に撮影した星の位置に合わせるために、写真を傾けて重ね合わせる必要があります。
そのため、長時間の撮影では四隅にノイズが出てきます。

赤道儀モードでは、星の動きに合わせて常に同じ向きで写真を撮影することができるため、長時間の撮影でも四隅にノイズが出ず、高精細な写真に仕上がります。

2. 広い範囲を効率よく、スムーズに

より広い画角を撮影するFraming機能(モザイク撮影)が赤道儀モードでも使用可能。
効率よくさまざまな画角で撮影が可能になります。

NGC 6992-5, NGC 6960
Seestar S30
Framing機能を使用して撮影

3. 広がる撮影の幅

赤道儀モードでは、1枚あたりの露光時間を60秒に設定する事ができます。
これにより、通常(30秒露光)よりも撮影の幅が広がります。

NGC6888
Seestar S30
露光時間60sで撮影

赤道儀モードの設定方法

赤道儀モードを使用するには、カメラ用三脚と雲台が必要です。

1.
三脚に雲台とSeestarを取り付けます。
2.
アプリ画面の角度調整指示に従い、Seestarの上部を北に向け、Seestarを指定された角度に傾けます。この時、必ず三脚の足の1本を北に向けてください。
3.
アプリ画面を操作すると、自動で極軸支援を開始します。

アプリの指示に従って微調整をおこない、画面に☑マークが表示されれば、設定完了です。
経緯台モードでの撮影と同じように、ホーム画面の星雲星団やSkyAtlasから観察したい天体を選択すると、自動導入を開始します。

三脚・雲台が1/4インチネジタイプの場合は、別途変換アダプター(市販品)が必要になります。
TH10には変換アダプターが付属しています。

作例

Framing機能を使用して撮影

Seestar S30
M8とM20
Seestar S50
M16

推奨の組み合わせ

Seestar S30

Seestar S50

販売店リンク

Seestar TH10 Fluid Tripod Head

Seestar TH10-TC20 雲台三脚セット