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VSD100F3.8鏡筒 製品概要

新製品  VSD100F3.8鏡筒

  • 新設計5群5枚
  • 良像範囲は直径70mmまで維持(光量約60%)、星像は写野周辺部でも約15ミクロンという、極めて優れた平坦性を実現。
  • 各レンズの特性に合わせて個別に開発した天体用特殊コーティングを全面に施すことで、ゴーストやフレアが極めて少ない、非常に高いコントラストの描写性能を発揮するとともに、それぞれレンズ1面あたりの最大透過率99.9%を達成。

¥ 620,000(税別)
商品No.26145-1

2013年11月29日発売


製品概要 仕様 システムチャート FAQ
製品概要

デジタル対応高速屈折。新設計5群5枚構成、F3.8

クラス最高峰の明るさF3.8を実現するとともに、645判をカバーする平坦な像面を確保、さらには青紫色のにじみ(青ハロ)を極限まで抑えるため、ビクセンが採用したのが新設計5群5枚※のレンズ構成。 前群にSDレンズ、後群にEDレンズを配することで、4群4枚構成(SDレンズ1枚)では補正しきれなかった青ハロ、さらには非点収差やコマ収差などの諸収差を極めて高いレベルで補正することに成功。
ストレール強度は4群4枚構成と比較して約10%改善、視野中心から離れても急激にストレール強度が下がることはなく、微光星の検出にも強い。 良像範囲は直径70mmまで維持(光量約60%)、星像は写野周辺部でも約15ミクロンという、極めて優れた平坦性を実現している。
レンズ枚数の増加によるコントラスト低下に対しては、各レンズの特性に合わせて個別に開発した天体用特殊コーティングを全面に施すことで、ゴーストやフレアが極めて少ない、非常に高いコントラストの描写性能を発揮するとともに、それぞれレンズ1面あたりの最大透過率99.9%を達成。
※特許出願中

精密アニール処理 & Zygo® Verifire™ ATZ

設計値どおりの高い性能を発揮させるため、各製造工程においても品質向上を目指した新しい取り組みを実施。
ガラス製造工程においては、5種のガラスすべてに精密アニール処理(熱処理によってレンズの分子配列を整え、光学的性能を均一化)を施し、屈折率の均質性を極限まで高めることを実現。
さらに、新たに大型レーザー干渉計Zygo Verifire ATZを導入、高密度カメラ(1000×1000画素)によって、レンズ上にある急峻な形状変化なども逃すことなく、正確にとらえることを可能とした。 アス、クセに至るまで個々のレンズのデータをチェック、これまでは不可能であった極めて詳細なレベルでレンズ品質管理を実現。 なお、今回導入した大型レーザー干渉計Zygo Verifire ATZは天体望遠鏡にみられる大口径レンズを歪みなく測定するため、精密除振台ごと縦置きにしてあり、こうした設置は世界でも採用例が極めて少ない。

※一般的に干渉計は横置きとする場合が多いが、横置きの場合、レンズが大きいとレンズの自重によって歪みが生じるため、検査結果に影響を与えると考えられる。

※Zygo® および Verifire™ は、Zygo社の登録商標です。


MTF特性による評価を採用

高性能なカメラ専用望遠レンズを上回る性能を目指し、設計性能評価には写真撮影を意識したMTF(Modulation Transfer Functionの略、カメラ用レンズの性能評価に使われる指標)を採用。 これにより、従来のスポットダイヤグラムによる印象評価と比較して、シビアな性能評価が可能となった。天体望遠鏡鏡筒としては、これまでにない新しい試みである。

大型精密ピント装置&大型ゴムリング

645判カメラを余裕をもって装着できるピント装置には、精密な直進ヘリコイド方式を採用。繰り出し量はバーニヤによって20µmまで正確に読み取ることが可能。目盛り部は彫刻仕上げとなっている。
大型突起付きのゴムリングは、寒冷期に手袋をはめたままでも操作性が確保できる造り。 ヘリコイド内筒の回り止めのコマには“すり割り”を入れ、ガタのない回転が得られるよう配慮し、大型カメラを装着した高負荷状態での寒冷期使用時でも、スムーズさの確保を実現。
鏡筒先端には衝撃緩衝用ゴムリングを装備し、光学系を保護。フードの長さと内部の遮光環の位置、そしてその直径のバランスを吟味し、レンズ設計段階でのゴースト解析と相まって、迷光を防止しフレアの発生を抑えることに成功。

レデューサー&エクステンダー

オプションパーツとして、新設計3群3枚構成のレデューサー(0.79×)、3群4枚構成のエクステンダー(1.58×)を用意。 これらパーツを併用することで、300mmF3.0の極超短焦点のアストログラフとして、あるいは600mmF6.0の惑星観測用鏡筒として、多彩な対象に適応する。
株式会社ビクセンは、2010年にHOYA株式会社 (PENTAXイメージング) との間に一部鏡筒に関する特許権および図面の譲渡契約を結んでいます。