簡易彗星導入の方法

表示例

対応彗星:テンペル第1彗星(Ver.1.2 Build27)、マックホルツ彗星(Ver1.2 Build26)
この機能をダウンロードすると、テンペル第1彗星(またはマックホルツ彗星)をSTAR BOOKの星図画面上に表示し、自動導入することができます。
また、設定により彗星表示のON・OFFを選ぶこともできます。



彗星の導入方法1 <星図上で指定する>

※アライメント設定方法、一般天体の自動導入方法、ピントの合わせ方などについてはSX赤道儀説明書、各鏡筒説明書をお読みください。

  1. アライメント設定を完了し、天体を自動導入ができる状態にします。
  2. 低倍率の接眼レンズに差し替えて星にピントを合わせます。
  3. CHART MODEにて画面上にある彗星をSTAR BOOKの十字線中央に導入します(*1)(*2)

  1. 導入ボタンを押すと、望遠鏡の視野に目標の彗星が導入されます (*3)。
  • *1…彗星メニューで彗星が非表示となっている場合は、星図上に彗星が表示されません。彗星の導入方法2 - メニューで指定する -で行ってください。
  • *2…青い尾はイオンの尾、白い尾はダストの尾を示します。長さや向きはあくまで予測によるもので、実際の見え方とは異なる場合があります。
  • *3…彗星の軌道要素には不確定要素が含まれており、また彗星の性質上、予測できない動きをすることがありますので、視野の中央に彗星が導入できないことがあります。 ご了承ください。


彗星の導入方法2 <メニューで指定する>

CHART MODEにて「天体」キーを押すと天体メニューが表示されますが、ここに従来のメニューに加えて新たに彗星項目も表示されるようになります。



彗星を選択後、「選択」キーを押すと彗星画面になりますので、右「↑」・「↓」キーで見たい彗星を選択します。
「選択」キーを押すと次の画面を経由し、目標の彗星をSTAR BOOK画面中央に表示できます。
そのまま「選択」キーを押して彗星を自動導入することができます。


なお、彗星画面表示中、該当する彗星を選択して左「↑」・「↓」キーを押すと彗星の表示・非表示を選択できます。
表示の設定を保存するには、「メニュー」キーからメニュー画面を表示後、設定の保存を選んでください。以後、設定された内容が次回より表示されます。


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STAR BOOKバックライトOFF機能

観測中にバックライトを消したい場合に設定することができます。

液晶画像:SCOPE MODE画面

SCOPE MODE画面

<ご使用方法>
  1. SX赤道儀説明書に従いSTAR BOOKコントローラー画面をSCOPE MODEにします。

液晶画像:システムメニュー画面

システムメニュー画面

  1. 「メニュー」キーを押してシステムメニュー画面を表示します。

液晶画像:バックライト選択画面

バックライトを選択

  1. 「↑」「↓」キーで「バックライト」を選び、「選択」キーを押します。

液晶画像:バックライト設定画面

バックライト設定画面

  1. バックライト設定画面が表示されますので、「←」「→」キーでカーソルを項目に合わせ、「↑」「↓」キーで設定をします。
    設定は常時バックライトONから5秒後(に消灯)、10秒後…と5秒毎に続き、最大300秒後(に消灯)まで可能です。

液晶画像:5秒後に設定した例

5秒後に設定した例

  1. 設定後、「←」「→」キーでカーソルを「OK」に合わせ、「選択キー」を押します。
  2. SX赤道儀の説明書を参考に、設定の保存を行なってください。保存しませんと次回起動時に設定が無効になります。

画像:メニューキー

メニューキーを押す

<設定後の取扱いについて>

上記4で設定した一定時間内にキー操作がないと、バックライトが消灯します。再点灯するには「メニュー」キー(左側手前キー)を押してください。 また、次の場合にも点灯します。

  • ダイアログが表示される操作をした場合(「アライメント」キーを押したなど)、
    または表示された場合(反転の警告が表示されたなど)
  • CHART MODE画面に切り替えた場合

なお、次の場合は消灯しません。

  • バックライト設定で常時ONの設定がされている場合
  • CHART MODE画面の場合
  • 自動導入中
  • ダイアログが表示された状態

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STAR BOOKオートガイダ−機能(設定方法)

オートガイダー機能を使用すると、別売のガイドスコープ、CCDカメラ、オートガイドアダプター(ビクセン製AGA-1など*)を接続して、オートガイドをすることができます。

*…ビクセンAGA-1の他、SBIG社製STシリーズなどが接続可能です。
AGA-1以外のオートガイドアダプターの操作などにつきましては、ご使用のオートガイドアダプターのメーカーまたは取扱販売店にお問合せください。

<オートガイドとは>

ガイドスコープに取付けたCCDカメラからの信号をオートガイドアダプターが処理することにより、望遠鏡を高精度に長時間自動ガイドすることです。長時間露光による写真撮影などにおいて、威力を発揮します。


写真:裏蓋を開ける

裏ブタを開ける


イラスト:ジャンパープラグ

ジャンパープラグを移動する

初期設定

※他社製オートガイドアダプターをご使用の場合は“STAR BOOKオートガイダ−機能(使用方法)”よりお読みください。
ビクセンAGA-1をご使用の場合は、まずジャンパープラグの位置を変更してください(「ジャンパープラグを移動する」の図を参照)。
なお、作業中は必ず電源が切れた状態で行ってください。
STAR BOOKとSX赤道儀は接続せず、DC12V端子には何も接続しない状態で作業してください。

  1. 左写真のようにSX赤道儀に付属のドライバーでネジ2本を外し、裏ブタを開けます。
  2. 4つのジャンパープラグをそれぞれ引き抜き、図を参考に1つ隣に取付けてください。一番奥までしっかりとさし込んでください。市販のラジオペンチがあると便利です。
    ※ジャンパープラグはすべて同じものです。取付ける場所、向きは関係ありません。
  3. 裏ブタを閉め、ネジをしめてもと通りにしてください。
注意!

左ジャンパープラグの図中※1(初期状態)は他社製オートガイダ−(STDでの設定)、※2はAGA-1への対応状態です。
ジャンパープラグの設定は確実に行ってください。
間違えるとSTAR BOOKが故障します。


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STAR BOOKオートガイダ−機能(使用方法)

※ オートガイドアダプター、SX赤道儀、SX極軸望遠鏡などの説明書もあわせてお読みください。


AGA-1との接続図
  1. SX極軸望遠鏡を使い、SX赤道儀の極軸を正確に合わせてください。極軸の合わせ方および極軸望遠鏡の使用方法については、SX赤道儀説明書、SX極軸望遠鏡の説明書をお読みください。
  2. オートガイダー端子にAGA-1付属のAGSコードを接続してください。他社製オートガイドアダプターの場合(*)は、その端子を接続してください。
    *… SBIG社製STシリーズのオートガイドアダプターを接続した場合は、必ずオートガイドアダプター・SX赤道儀の順で電源を入れてください。逆の手順ですと、SX赤道儀が勝手に動き出す場合があります。
  3. バックラッシュ補正機能説明書に従い、バックラッシュ補正をRA(赤経)・Dec(赤緯)とも「0」にしてください。

液晶画面:システムメニュー

システムメニュー

  1. メニューキーよりシステムメニュー画面を表示させます。

液晶画面:オートガイダー設定画面

オートガイダー設定画面

  1. 「↑」「↓」キーでオートガイダーを選び「選択」キーを押してください。オートガイダー画面が表示されます。

液晶画面:AGA-1の場合

AGA-1の場合


液晶画面:RAを15とした例

RAを15とした例

  1. 「←」「→」キーでカーソル移動し、設定項目を「値+」「値−」キーで入力します。
    タイプ項目ではAGA-1かSTDを選択し、設定します。
    ビクセンAGA-1ご使用の際はAGA-1、SBIG社製オートガイドアダプターなど他社製品をご使用の場合はSTDと設定してください。

    数値はRA(赤経)、Dec(赤緯)それぞれにおいて補正の際の速度を設定できます。
    初期値ではそれぞれ10(±1倍速)となっています。細かな補正をしたい場合は数値を小さく、大きく補正したい場合は数値を大きく設定してください。
    すべての設定が終了したらOKを選択し「選択」キーを押します。
<補正の目安>

RA(赤経)、Dec(赤緯)とも0〜20の数値を1ずつ設定できます。
「0」 : 0倍速(対恒星時 、補正なし)
「1」 : ±0.1倍速(対恒星時)
「2」 : ±0.2倍速(対恒星時)
「3」 : ±0.3倍速(対恒星時)

「20」 : ±2倍速(対恒星時)
機材状況により最適値は変わりますので、お手持ちの機材の補正動作が一番滑らかになるように設定してください。

  1. SX赤道儀の説明書にしたがい、設定の保存を行なってください。
  2. これ以降は、オートガイドアダプターの操作に移行します。
    各オートガイドアダプターの説明書にしたがって、操作をしてください。

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バックラッシュ補正機能 (使用方法)

バックラッシュとは、SX赤道儀の動作方向キー操作において、回転方向を反転させた際にギアが一瞬離れることにより、望遠鏡の動きがとまる現象です。 天体自動追尾中にはギアが密着しているためにおこりませんが、キー操作で赤経・赤緯を強制的に動かす際に、発生する場合があります。 バックラッシュ補正機能は、このような作業中にギアが離れてしまう時間をより短くするように補正する機能で、動作をスムーズにし、快適にお使いいただくためのものです。

  1. 補正状態をチェックします。
    バックラッシュの補正状態をチェックするためには、明るい惑星や1等星、月などを利用するとやりやすいでしょう。
  1. まず、SX赤道儀説明書、SX極軸望遠鏡説明書にしたがい、SX赤道儀の極軸を正確に北向きに合わせてください。
  2. 動作速度を1番遅く、もしくは2番目に遅い状態にしてください。
    (ズーム最大で2倍速、2番目で12倍速となります。※2004.9現在のバージョンにおいて)
  3. 目標の天体を視野の中央に導入後、「RA+」キーを押して、目標が視野の中で移動する様子を確認します。
    すぐに移動しない場合でも、移動を始めるまでしばらく押し続けてください。
  4. 「RA−」キーを押して、目標の天体が視野の中で動く様子を確認します。
    この時、キーを押した後に反対方向に動くまでに時間がかかれば、バックラッシュ補正値が小さすぎる可能性があります。
    その逆に、すぐに大きく動く場合は補正値が大きすぎる可能性があります。
    そこで、RA(赤経)の数値を補正します。
    また、同様にしてDec(赤緯)の数値も補正します。
    なお、初期設定ではRA(赤経)、Dec(赤緯)ともに0となっていますから、数値を大きくすることしかできません。

液晶画面:システムメニュー

システムメニュー


液晶画面:バックラッシュ補正画面

バックラッシュ補正画面

  1. 数値を補正する
    通常の画面(SCOPEMODE、CHARTMODE)にて「メニュー」キーを押すと、システムメニューが表示されます。
    「↑」「↓」キーでバックラッシュ補正を選択し、選択キーを押してください。
    「←」「→」キーでカーソル移動し、該当項目で「値+」「値−」キーにて数値を入力してください。
    ※ 初期値ではRA(赤経)、Dec(赤緯)とも0となっています。

液晶画面:RAを20とした例

RAを20とした例

<補正設定のポイント>

数値が大きくなった場合
まず基準を設定し(例えば10とします)、次はその倍の数値(20)でお試しください。
補正がたりないと思われる場合は、さらにその倍(40)、倍々(80)にしてみてください。数値は0〜100まで指定できます。

例 : まず20で設定して補正。
しかし補正が足りないと感じられたため、40にしてみたとします。
その結果、今度は補正が強すぎると感じられたため、20と40の間の30にしてみます。
まだ補正が強ければ25、弱ければ35という具合に、元の値の2倍、4倍、もしくは1⁄2、1⁄4という感じで調整すると最も効果的です。


  1. 設定の保存
    SX赤道儀の説明書に従い、設定の保存を行なってください。